2007年 05月 26日
知床にて |
昨日は知床を訪れました
暗く青黒いオホーツクの海
打ち寄せる波に丸っこくなった
青い石達が輝ります
白い骨のような流木が
たくさん波打ち際に打ちあげられていました
静かに暗い海のそこから
何かが呼びかけているようです
オホーツクの暗い濃い海の海鳴りが聞こえるのです
知床の原始の森の湖に
浮んで映る羅臼岳のすがたは天上の絵巻物です
厳かにどっしりとした雄姿
ミズバショウが縁取りをしているように見えます
白樺の林の一角ではシカたちが餌を食べていました
きっとモモンガも隠れているのでしょうね
ええきっと ヒグマもじっと潜んでいるのでしょう
さらに上ると残雪の風の峠
ガスのために国後は見えませんでした
雪の中傾きながら風に耐えているハイ松
厳しい冬を想像出来ます
旅をすれば
自分に向き合うものですね
ここに来てよかった
深い深い癒しをもらった気がします
by kawazukiyoshi
| 2007-05-26 07:21
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Comments(1)
Commented
by
nyankai at 2007-05-26 21:35
寒いでしょう?知床は私が住んでいる所より自然が厳しいですが、特に昨日今日は寒いと思います。
この季節の知床へは私も行った事がありませんが、国後が見えなくて残念でしたね。見えると、何というか、こんなに近いのだと改めてびっくりしてしまうのです。
この季節の知床へは私も行った事がありませんが、国後が見えなくて残念でしたね。見えると、何というか、こんなに近いのだと改めてびっくりしてしまうのです。
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