2007年 08月 16日
敗戦記念日に日本を思う |
今日は抜けるような青空です
たぶんこの分だと温度計は急上昇するかもしれません
一昨日の天気予報では昨日の昼に局地的な大雨というものでしたが
雨は降らずよい天気でした
気温はそんなに上がらず日本とは違いすごしやすかったのですよ
今日はそうは行かないと思います
ただこれは私の予想です
予想は当たらない
大体60%あたればいいほうですね
世の中そんなものです
昨日は敗戦記念日で
衆参両議長が今までにないことを言っていたような報道がありました
でも、明仁は何の意味もないことを何の感慨もなく述べたように見えます
天皇家の責任もはっきり述べることも謝罪することも出来ない
普通はそんな非常識なことは通らないと思うのです
人間としても、一つの機関としてももっと謙虚になってほしいと思います
それだけの勇気を持つことは難しいのかもしれません
裕仁が責任を逃れ逃れて保身にすがり付いていた様は
怒りよりも哀れさのほうが先にたってしまっていけないと思ったことがありました
彼が人道的だっとする無理やりのこじつけには
どうしても与することが出来ません
天皇の持つ非人間性は毛沢東の持つ残虐性と同じです
毛沢東の大躍進政策
生産を挙げよ20%いや50%いや100%
迎合する官僚は出来るできると報告をする
実は4,000万の人が餓死している状況
ただ間違っていましたの一言で済む問題ではないのです
スターリンの独裁
独裁は絶対に正しくないし、とんでもない過ちをたくさん人々にもたらすものです
あの文化革命のむちゃくちゃさ
奉安殿で唱えさせられていた天皇の勅語
常識をなくしてしまう異常風景を二度と作り出してはいけないと思っています
ここ台湾では日本人に対して親和的です
でもその寛大さに甘えてばかりはいられない気持ちも持っています
元慰安婦の人たちの抗議がありました
外から見ていて、やっぱり日本人はもっと謙虚に身を処すべきだという気になります
アメリカにいたときずいぶん可愛がっていただいた
Frank Spitzerは迫害されたユダヤ人でした
彼はすばらしい確率論業績をたくさん持っていました
彼に日本に来るように頼んだとき
「日本には天皇がいるから、行かない」
ときっぱり断られたときはその深い意味をまだわかっていなかった気がします
本当に世界の人から信用され信用できる日本国になるには
まだまだ時間がかかることでしょう
でも私たちが心を合わせれば実現可能な夢だと思っています
私はそれは単なる夢物語ではないと思っています
右にひた走りに走ろうとした安倍の目論見を
偶然にしても国民は察知してその方向を少し変えたと思うのです
国家よりも、イデオロギーよりも生きている人間を大事にする考え方
私たちはきっちりした歩みではないかもしれないが
少しずつ世の中をよくできるのだと思っています
ただこれも私の予想ですから
60%の問題ですね
今日は暑くなりますよ
それでも
今日もスマイル
by kawazukiyoshi
| 2007-08-16 10:19
|
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Comments(5)
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ys_concordia
at 2007-08-16 15:09
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こんにちは。僕のブログへのコメント、ありがとうございました。
>国家よりも、イデオロギーよりも生きている人間を大事に
あの戦争を考える時、当時国民を追い込んだ日本政府も、原爆を投下したアメリカも、国家の論理を優先したままでいる。それが原因で、たがいの無理解を引きずっているのだと思えてきます。
>右にひた走りに走ろうとした安倍の目論見を
偶然にしても国民は察知してその方向を少し変えたと思うのです
言われてみれば本当にそうですね。。一般の国民の声が世の中を平和によりよくしていけるのだということを信じてやみません。
詩の世界にいて社会の問題を考えられる感じが面白いなーと思いました。これからもヨロシクお願いします。
>国家よりも、イデオロギーよりも生きている人間を大事に
あの戦争を考える時、当時国民を追い込んだ日本政府も、原爆を投下したアメリカも、国家の論理を優先したままでいる。それが原因で、たがいの無理解を引きずっているのだと思えてきます。
>右にひた走りに走ろうとした安倍の目論見を
偶然にしても国民は察知してその方向を少し変えたと思うのです
言われてみれば本当にそうですね。。一般の国民の声が世の中を平和によりよくしていけるのだということを信じてやみません。
詩の世界にいて社会の問題を考えられる感じが面白いなーと思いました。これからもヨロシクお願いします。
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d-shimmei at 2007-08-16 15:21
私のブログにコメントして頂きありがとうございました。天皇家の戦争責任については遠い昔から都合が悪くなったら次の天皇をたててお茶を濁してきた感があります。現在の場合は、それすらなされていないわけですから外国人の目から見て違和感を感じるのは当然だと思います。私自身は何となくそんなものかなと思っているので、天皇家の存在に違和感を感じない方ですが・・・
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nyankai at 2007-08-16 21:32
今、午後8時半ですね。
京都(息子が暮らしています)の五山の送り火の、テレビ生中継を見ました。私は全然仏教徒ではありませんが、番組を見ていて、とても心が休まりました。
「終戦記念日」を、「敗戦記念日」と、私も書きたかったのですが、なかなか勇気がありませんでした。
番組中に解説をしていた人が、「原爆」「終戦」そして「お盆」が同じ時期にあることは、意味深いと言っていました。
京都(息子が暮らしています)の五山の送り火の、テレビ生中継を見ました。私は全然仏教徒ではありませんが、番組を見ていて、とても心が休まりました。
「終戦記念日」を、「敗戦記念日」と、私も書きたかったのですが、なかなか勇気がありませんでした。
番組中に解説をしていた人が、「原爆」「終戦」そして「お盆」が同じ時期にあることは、意味深いと言っていました。
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kawazukiyoshi at 2007-08-17 05:28
nyankaiさん
コメントを有難う。
私は宗教を信じる人は信じてもいいと思います。
釈迦の言葉にも、ムハメッドの言葉にも、孔子の言葉にも
素晴らしい傾聴すべきものがありますよ。
私が言いたかったことは彼らも人間なんだと思っておくことの
大切さなんです。
神にしてしまって絶対だと主張しその言葉によって人間を
縛り付けてしまうことに危惧を抱いているのです。
それは独裁者を指導者として崇め奉ることと同じで
決していいことではないと思っています。
無心に祈るとき大伽藍の静粛な雰囲気は
仏教もキリスト教も変わらない心の休まりを
感じるものです。
でもあれほどまでに形式ばった祈りには
少し抵抗がないわけでもありません
コメントを有難う。
私は宗教を信じる人は信じてもいいと思います。
釈迦の言葉にも、ムハメッドの言葉にも、孔子の言葉にも
素晴らしい傾聴すべきものがありますよ。
私が言いたかったことは彼らも人間なんだと思っておくことの
大切さなんです。
神にしてしまって絶対だと主張しその言葉によって人間を
縛り付けてしまうことに危惧を抱いているのです。
それは独裁者を指導者として崇め奉ることと同じで
決していいことではないと思っています。
無心に祈るとき大伽藍の静粛な雰囲気は
仏教もキリスト教も変わらない心の休まりを
感じるものです。
でもあれほどまでに形式ばった祈りには
少し抵抗がないわけでもありません
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kawazukiyoshi at 2007-08-17 05:35
続き
手を合わせて祈ることを私も何回もします。
人々の幸せを思って愛する人の幸せを思って
ただ手のひらを合わせるだけです。
私は人々の思いこそ一番大事なことだと思っています。
神にすがりつきたい人もあるでしょうし
一片の石に思いを託すこともあるかもしれません。
生きている人間を大事に思うとき
本当の安らぎが生まれるのだと思っています。
手を合わせて祈ることを私も何回もします。
人々の幸せを思って愛する人の幸せを思って
ただ手のひらを合わせるだけです。
私は人々の思いこそ一番大事なことだと思っています。
神にすがりつきたい人もあるでしょうし
一片の石に思いを託すこともあるかもしれません。
生きている人間を大事に思うとき
本当の安らぎが生まれるのだと思っています。