2007年 10月 12日
パイプオルガンの調べ |
陳淑華さんのパイプオルガンの音にじっと聞き入っています
地底を揺るがす響き
荒れ狂う神々の咆哮
そして風に流れる涼やかなフルート
柔らかなまん丸で包み込むかのようなオルガンの音
パイプオルガンにはたくさんの音を変えるボタンがついています
フルートの響き
トランペットの轟音
その数は何十にもなるでしょう
楽譜にはたくさんの指定は書いてありません
演奏者がその場の雰囲気や感情で
どのトーンを使うかを決めているのだそうです
人によってまったく違う音になるし
同じ演奏者でも朝の演奏と昼のそれとはもう違うのだそうです
なんて人間的な
もう演奏者その人の内面がそのまま現れるのですね
Alexander Guilmant
その楽譜はそんなに複雑ではありません
演奏者の手にかかることで生き返るのですね
陳さんはフランスで学んだそうです
どうしてもフランス音楽を弾くようになりますとのこと
私があげた幻想曲のCD
弾いてみたいけど誰が作ったのですかというから
わたし
と応えると えっ だって
楽譜をくれますかとのことですが
持ってきたパソコンには一部の楽譜しか入っていません
後は日本の自宅のパソコンの中
彼女はどんな風にわたしの曲を弾くのなかなー
18番のフィナーレの楽譜がないのが残念です
もう少し聞かせてもらって
出来たら淡水のためのオルガン曲を書いてみようかなー
この美しい淡水の曲を
まー 今書いている曲を完成させるほうが先ですが
ウン今日は Radon-Nikodymの定理を話すかなー
ちょっと待てよあの証明は・・・
ちょっと厄介なんです
マー何とかなるでしょう
条件付期待値を話したいからどうしても
あの定理に触れておかなければ話が進まないのです
陳さんの演奏時間は12時から1時まで
わたしの講義は1時半から
後10分
学生が待っています
サー走っていきましょう
let's go !!
今日もスマイル
by kawazukiyoshi
| 2007-10-12 09:16
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Comments(5)
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w-piglet at 2007-10-12 13:33
こんにちは!ご無沙汰しております。
最近は、仕事を辞めてから写真を撮る回数が減ってしまいなんだか
よくわからない日々を過ごしていました。
でもスマイル!を忘れず過ごしていこうと思います(^^)。
最近は、仕事を辞めてから写真を撮る回数が減ってしまいなんだか
よくわからない日々を過ごしていました。
でもスマイル!を忘れず過ごしていこうと思います(^^)。
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at 2007-10-12 20:48
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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mimepa at 2007-10-12 23:23
コメント、ありがとうございます。今日もスマイル。良い言葉ですね。
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syumitetu at 2007-10-13 21:16
Midi File を Finale に読み込ませればアッという間に楽譜が出来上がります。それを「グラフィック出力」で画像ファイルで保存しておけばどこでも楽譜がプリントアウトできますよ。お試しあれ。
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hyblaheraia at 2007-10-14 05:30
素敵なお話ですね。作曲なさった作品が、オルガニストによってどう羽ばたいていくか。その飛翔の瞬間に、ぜひ立ち会ってください。そこから得られる新しいエネルギーとイマジネーションが、きっと次の作品や明日の心に、栄養の一滴を与えてくれると思います。私も音楽をしたくなりました。素敵なお話、ありがとうございました。私もスマイル!