2007年 10月 13日
妻の冒険 |
学長のパーティーで知り合いになった人の奥さんが
妻を趣味の会に連れて行ってくれました
前日はまるで修学旅行の前の晩のように妻ははしゃいでいました
焼き物に絵付けをするのだそうです
絵なんかあまり書いたことがない妻
大丈夫かなー って心配していたら
行った先の窯の人が丁寧に指導してくれたそうで
筆の持ち方から絵の具の水分のことまで楽しそうに話しています
やっぱり専門家は違うわー って
当たり前でしょう
はじめから素人が傑作を作ったら
専門家なんていらなくなっちゃうでしょう
僕だって数学のプロだ
学生が教授よりうまく数学を解いたら
僕の商売上がったりだぞ
なんて話が弾みます
行ったのは台華窯という焼き物の会社です
なんでも「鶯歌の故宮」という異名がある立派な会社だそうです
総統府の官窯としても立派な焼き物を納めているのだそうです
中国は大きな甕や壺にきれいな絵を描く風習がありますね
私もきれいな焼き物に感嘆したことが何度もあります
日本でも有田や金沢なんかでは素晴らしいのがありますよね
でもここは本場
妻を連れて行った陳さんは長年絵を描いているベテランだそうで
大きな壺に絵を描いて展覧会に出品しているのだそうです
妻は少し小さなお皿に椿の絵を描いたと言っています
壺のような立体的なものには初心者はまだ挑戦できないと
屈託ない笑顔で話していました
あまり話をしない妻がこんなに饒舌に説明するのは珍しいことです
よっぽど楽しかったのでしょうね
陳さんは妻を色んなところにも連れて行ったようで
台湾料理の話や
絹の服地やさんの話や
植木屋さんの話など
私も講義をサボってついていきたかった????
貰ってきたパンフレットを何度も何度も読んでいます
中国語、日本語、英語で解説したきれいな焼物屋さんのものです
異国に来て親切にされるのは本当にうれしいものです
どんな人も変らない
どんな人も面白い何かを持っている
心を開いて話せば必ずよい友になる
エーエーそう深く深く感じました
さてどんな焼き物が出来上がることか
出来上がりをみてみたいものです
もし壺のような大作に挑戦されたら持って帰るのが大変でしょうねー
まー考えておきましょう
今日もスマイル
by kawazukiyoshi
| 2007-10-13 07:02
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Comments(2)
Commented
by
tama_ma_ma at 2007-10-13 07:24
お仕事で少しだけ古い焼き物に携わっています。
絵付けの品も良いですが中国には青磁や白磁なども美しいものが多くありますね。
日本がまだ釉薬もない頃素晴らしく美しい器の文化を営んでいた中国ってやはりすごいなと思います。
奥様の高揚した気分がこちらにも伝染してくるようです。
何に寄らず、いくつになっても
新しいことと出合いチャレンジするのは楽しいですね!
今日は休日、
ぼんやりしてないで何か楽しいこと探さなくちゃ~(*^▽^*)
絵付けの品も良いですが中国には青磁や白磁なども美しいものが多くありますね。
日本がまだ釉薬もない頃素晴らしく美しい器の文化を営んでいた中国ってやはりすごいなと思います。
奥様の高揚した気分がこちらにも伝染してくるようです。
何に寄らず、いくつになっても
新しいことと出合いチャレンジするのは楽しいですね!
今日は休日、
ぼんやりしてないで何か楽しいこと探さなくちゃ~(*^▽^*)
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by
kmaroon at 2007-10-13 20:45