2006年 05月 02日
全て数学が万能というわけにはいきません |
親が子供を産んで
その子が又子供を産んで
またその孫が子供産んでいくというのは実はちょっと数学的なんですね
偶然が支配する世界なのです
昔貴族の家系が消滅していくことに気づいた数学者達が研究し始めた
確率過程論の基本の研究対象なのです
これをゴルトンーワトソン過程と呼んでいます
一人の人が産む子供の数は偶然にしか決まりませんね
子供を産まない人も10人産む人もいるわけですからまったく
予想が立たなかった時代があったのです
今でも一人の女性が何人の子供を産むかって
社会的条件や遺伝やいろんな条件がはいってきて
偶然としか言いようがないのです
それを確率論で解明したわけです
1人が産む子供の数の平均が1以下ですと
その家系は消滅してしまい、
平均が1を少しでも超せば子孫がとてつもなくたくさんになることが証明できます
平均が1だと生き残ると昔は間違って考えられていました
今はちゃんと数学的に消滅する計算が出来ます
勿論女性しか子供を産みませんから対象となるのは女性の数と考えて好いでしょう
この研究はいろんなところに応用できるのですよ
私がやった200万人大作戦も大実験で確認してみたかったのです
一人の読者が次の読者をどのくらい作るかっと言うのは
まさしくゴルトンーワトソン過程なのです
結果は平均が1に近いけど1を越しているかどうか検証できませんでした
お騒がせいたしました
気に障られた方々にはごめんなさい
独りよがりではなくて、数学はホントに面白いのですよ
Oboe-Violin4楽章は少し書き換えました
聴いてくださった読者からの貴重なご意見をいたからです
これも数学的なバランスを計算したつもりなんですが、
全て数学が万能というわけにはいきません
詩と音楽と数学はハーモニーを持って我々を支えているのだと思っています
妻は私の詩をエッセーだと言います
私は生きてる人間の散文詩だと頑固に思っているのです
よいゴールデンウイークを!!
その子が又子供を産んで
またその孫が子供産んでいくというのは実はちょっと数学的なんですね
偶然が支配する世界なのです
昔貴族の家系が消滅していくことに気づいた数学者達が研究し始めた
確率過程論の基本の研究対象なのです
これをゴルトンーワトソン過程と呼んでいます
一人の人が産む子供の数は偶然にしか決まりませんね
子供を産まない人も10人産む人もいるわけですからまったく
予想が立たなかった時代があったのです
今でも一人の女性が何人の子供を産むかって
社会的条件や遺伝やいろんな条件がはいってきて
偶然としか言いようがないのです
それを確率論で解明したわけです
1人が産む子供の数の平均が1以下ですと
その家系は消滅してしまい、
平均が1を少しでも超せば子孫がとてつもなくたくさんになることが証明できます
平均が1だと生き残ると昔は間違って考えられていました
今はちゃんと数学的に消滅する計算が出来ます
勿論女性しか子供を産みませんから対象となるのは女性の数と考えて好いでしょう
この研究はいろんなところに応用できるのですよ
私がやった200万人大作戦も大実験で確認してみたかったのです
一人の読者が次の読者をどのくらい作るかっと言うのは
まさしくゴルトンーワトソン過程なのです
結果は平均が1に近いけど1を越しているかどうか検証できませんでした
お騒がせいたしました
気に障られた方々にはごめんなさい
独りよがりではなくて、数学はホントに面白いのですよ
Oboe-Violin4楽章は少し書き換えました
聴いてくださった読者からの貴重なご意見をいたからです
これも数学的なバランスを計算したつもりなんですが、
全て数学が万能というわけにはいきません
詩と音楽と数学はハーモニーを持って我々を支えているのだと思っています
妻は私の詩をエッセーだと言います
私は生きてる人間の散文詩だと頑固に思っているのです
よいゴールデンウイークを!!
by KawazuKiyoshi
| 2006-05-02 11:20
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Trackback(1)
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Comments(10)
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from 安芸賢治のわらばんし広場
at 2006-05-03 10:41
タイトル : KawazuKiyoshiさんへの手紙
おとといは記事へのコメント、ありがとうございました。かわずさんのブログに行って、画面に一度に表示されるだけ文章を読み、メモ帳に貼りつけられた音楽の「Cello-Piano1楽章 3/4 拍子C-D 」を聴いてきました。いま、「Obe-Violin1楽章 - Lullaby of Shimabara - 」がディスプレイ脇のステレオから流れています。この曲を、(我ながら語彙が貧困ですが)、うちは好きだとも嫌いだとも言い切れないのですが、それはこの作品が数和音の電子音で構成されているからで、数和音の電子...... more
おとといは記事へのコメント、ありがとうございました。かわずさんのブログに行って、画面に一度に表示されるだけ文章を読み、メモ帳に貼りつけられた音楽の「Cello-Piano1楽章 3/4 拍子C-D 」を聴いてきました。いま、「Obe-Violin1楽章 - Lullaby of Shimabara - 」がディスプレイ脇のステレオから流れています。この曲を、(我ながら語彙が貧困ですが)、うちは好きだとも嫌いだとも言い切れないのですが、それはこの作品が数和音の電子音で構成されているからで、数和音の電子...... more
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tosa4351
at 2006-05-02 14:34
x
PCで作曲をされたり、ブログで呼びかけをされたり、楽しんでいらっしゃいますね。色んな可能性を試されて素晴らしいことです。
音楽はピアノの音が桜の花びらが散っていくようなイメージがあります。
音楽はピアノの音が桜の花びらが散っていくようなイメージがあります。
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artist-mi at 2006-05-02 18:47
コメント拝見いたしました。暫く時間を下さい。
連休の終わり頃にご返事出来るよう、考えています。
連休の終わり頃にご返事出来るよう、考えています。
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isoyan238ff at 2006-05-02 18:52
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koyomi54321 at 2006-05-02 19:30
あっ。背景が私と一緒じゃないですか!今、気付きました!!
この色もキレイだなぁ。
ちなみに、私は人から水色っぽいと言われてそれが嬉しかったので、水色にしてます。うん。
お花は私も大好きです。一番好きなお花はかすみ草です。地味だけど、あの感じがもうたまらなく好きなんです。
この色もキレイだなぁ。
ちなみに、私は人から水色っぽいと言われてそれが嬉しかったので、水色にしてます。うん。
お花は私も大好きです。一番好きなお花はかすみ草です。地味だけど、あの感じがもうたまらなく好きなんです。
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aya-0216 at 2006-05-02 22:50
お久しぶりです。しばらくコメントできなくてすいませんでした!
わざわざブログを訪問してくださりありがとうございました。
私は数学があまり好きではないのですが、ゴルトンーワトソン過程の話を読んでちょこっとだけ数学の面白さがわかった気がします。
これまで親が子供を産んで、その子供がさらに子供を産む、ということに対して何とも思ってなかったのですが、偶然が重なって起こっている出来事なんだなーというように思うようになりました。
ここに来ると、毎回何か新しい発見ができるような気がします。
また訪問させていただきます。
わざわざブログを訪問してくださりありがとうございました。
私は数学があまり好きではないのですが、ゴルトンーワトソン過程の話を読んでちょこっとだけ数学の面白さがわかった気がします。
これまで親が子供を産んで、その子供がさらに子供を産む、ということに対して何とも思ってなかったのですが、偶然が重なって起こっている出来事なんだなーというように思うようになりました。
ここに来ると、毎回何か新しい発見ができるような気がします。
また訪問させていただきます。
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kametatu at 2006-05-03 00:21
ブログ訪問頂き、ありがとうございました。
私は学生時代から「数学」「力学」なるものが全く不得意で、
公式を覚える事自体に恐怖さえ覚えていました。
が、今はケンチク稼業をしているので、嫌でも「数学」「力学」をさける事が出来なくなりました。
しかし、建物を建てる過程の計算には実態があり、建つとやはりその通りに頑張ったり動いたりしてくれます。
この事自体が「数学」なんだな〜と思う今日この頃です。
そう思うともう少し勉強しておけば、頭が固くなった今苦労しなくても良かったかもとも思いますね。
構造を解いて行く過程で、結論はたくさんあるが結果的に一番いいという解き方がある事にも気がつきました。
恐らく、数学者はこの過程の積み重ねが哲学的な思考と同じなのかな?と感じる今日このごろです。
何事も、集中して取り組めば根は同じかも知れませんね。
私は学生時代から「数学」「力学」なるものが全く不得意で、
公式を覚える事自体に恐怖さえ覚えていました。
が、今はケンチク稼業をしているので、嫌でも「数学」「力学」をさける事が出来なくなりました。
しかし、建物を建てる過程の計算には実態があり、建つとやはりその通りに頑張ったり動いたりしてくれます。
この事自体が「数学」なんだな〜と思う今日この頃です。
そう思うともう少し勉強しておけば、頭が固くなった今苦労しなくても良かったかもとも思いますね。
構造を解いて行く過程で、結論はたくさんあるが結果的に一番いいという解き方がある事にも気がつきました。
恐らく、数学者はこの過程の積み重ねが哲学的な思考と同じなのかな?と感じる今日このごろです。
何事も、集中して取り組めば根は同じかも知れませんね。
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ralph_star at 2006-05-03 00:53
こんにちは。音楽作りも数学的に考えてるんですね。大変興味深いです。
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yesterday1964 at 2006-05-03 08:27
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koyomi54321 at 2006-05-03 11:31
先生、こんにちは。
GWですね。私にはあんまり関係ない感じです。でも、いいものですよね、世間がワイワイした感じ。休み独特なこの感じ。
ちなみに、先生の音楽、実はまだ聞いてないので、時間のあるときゆっくり聞いてみようと思います。
ところで、私は言語学(日本語学専攻)の院目指して勉強中の浪人生をしていて、そのある分野で今、「帰納と演繹」「充分条件と必要条件」を勉強してる最中なのですが、数学的過ぎて、私には不可解きわまりません。
●十分条件=原因、必要条件=結果
●帰納=例から普遍性を導き出すもの
とまでは、自分なりに理解できたのですが、「演繹」って具体的にはなんなのでしょうか?バカでも分かる解説がほしいです。
不躾な質問で失礼だとは分かっているんですけど。ご教授頂けるととても助かるのです。暇なときでも良いのでおねがい~・・・・・もうマジでわかんないよ・・・
GWですね。私にはあんまり関係ない感じです。でも、いいものですよね、世間がワイワイした感じ。休み独特なこの感じ。
ちなみに、先生の音楽、実はまだ聞いてないので、時間のあるときゆっくり聞いてみようと思います。
ところで、私は言語学(日本語学専攻)の院目指して勉強中の浪人生をしていて、そのある分野で今、「帰納と演繹」「充分条件と必要条件」を勉強してる最中なのですが、数学的過ぎて、私には不可解きわまりません。
●十分条件=原因、必要条件=結果
●帰納=例から普遍性を導き出すもの
とまでは、自分なりに理解できたのですが、「演繹」って具体的にはなんなのでしょうか?バカでも分かる解説がほしいです。
不躾な質問で失礼だとは分かっているんですけど。ご教授頂けるととても助かるのです。暇なときでも良いのでおねがい~・・・・・もうマジでわかんないよ・・・
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nyankai at 2006-05-03 21:02
私は、自分が数学が得意じゃないものだから、数学と音楽は相性が悪いと勝手に思っていました。
たとえば、ピアノは平均律になっているから、本当の良い和音にならないとか言いますよね。(実は私は良くわからない。)
リズムだって、時間として刻むと面白くないとか。
でもこちらにお邪魔させていただきますと、フーンと思うことが多いです。
たとえば、ピアノは平均律になっているから、本当の良い和音にならないとか言いますよね。(実は私は良くわからない。)
リズムだって、時間として刻むと面白くないとか。
でもこちらにお邪魔させていただきますと、フーンと思うことが多いです。